Dynamicな運動を続ける際、運動強度が60%Vo2peakを超える当たりから総頸動脈と椎骨動脈を介して大脳に流れ込む血流量の配分に変化が現れる事を検証した報告。

総頸動脈(CCA)は内頸動脈(ICA)と外頸動脈(ECA)に別れるがICAは大脳の深部にECAは顔面など浅部に血液を供給する。この報告では運動強度が60%を超える当たりからCCAの量は一定でもICAに流れる血流量は抑制され、その分ECAに回されるようだ。

皮膚血流量を額位置でレザードップラーにより確認するとECAの増加に比例して額の血流量も増加した。被験者の顔が強度60%を超える当たりから赤ら顔を示したとの事で筆者らはECAが増加するのは温度調整のためではないかと推察する。

CCA,ICA,ECAはエコープローブが同時に接触できないため同時に測ったわけではないようで2回に分けて実施したらしい。2回でCCAの血流量に差がなかったことを確認していることで信頼性は確保できたとしている。筆者らは通常の自転車ペダリングでも同様の血流再配分が大脳でも起きていることを想定していると思われる。

自分の興味は低負荷で赤ら顔の運動を続けると顔面に流れる血流量が増加してFACEの皮膚直下にある真皮層の毛細血管の血液循環が良くなる。その結果としてfaceコラーゲンがリッチに改善されないかと言うことである。とどのつまりダメージを受けたコラーゲンが修復されるにはアミノ酸などのタンパク質が必要でそれを運ぶには血流を真皮層に運ぶ必要がある。その血流はCCAを介してECAにより運ばれて来るしかないのである。コラーゲン豊富な食物を食してもクリームを表面に塗ってもコラーゲン修復の原理は同じではないかと思われるからである。